仕事のあり方が変わり、人々の働き方、テクノロジーとの付き合い方も変わる。それに伴い、大学教育に求められるものも変化しています。教育プラットフォームは、大学がその使命を全うするための重要基盤となってきています。卒業生が社会へ踏みだした時、ナレッジワーカー(知的労働者)として、ただちに社会的意義のある仕事を成し遂げる。その能力を身につけさせる、という使命。彼らの目の前に立ち塞がる現実とは何でしょうか。
グローバル化とIT化の影響により、激しく変動する社会。大学教育を終えた者は、新しい時代の仕事に、新しい方法で取り組まなければなりません。必要とされるのは、確かな課題解決力、批判的思考力、そして人とは違う創造力。多くの仕事がチームで遂行される以上、協調性もまた、問われる資質のひとつです。彼らはただちに責任を課せられ、短期間で重要なスキルの習得が求められます。一社員ではいられない。だからこそ、批判的かつ独立的な思考力が必要とされるのです。その学びには、終わりはありません。いつの時代も、いかなる職業においても、新たな知識は瞬時にすべてを一変させる、生涯続く、自己学習の旅なのです。
卒業時に学生が身につけている知識とスキルの質、学びの姿勢。それが、将来の成功への鍵です。ひとりの成功は組織の成功であり、さらに言えば、日本社会の成功でもあります。
ナレッジワーカーを育てるためには、全学共通の教育基盤が必要です。すべての教職員がひとつの考え方のもと、足並みを揃えて教育プログラムを強化していくために。dotCampusは、大学をナレッジワーカーの育成に注力させる3つの本質から成り立っています。
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